2017年06月23日

巨人“ポスト由伸監督”に「松井秀喜」がそっぽを向くワケ

6/21(水) 5:58配信 デイリー新潮


 シーズンはまだまだ前半戦だというのに、早くも来季の話題である。なにしろ、高橋由伸監督率いるジャイアンツが、球団史に残る連敗記録を更新。番記者たちの間では、ポスト由伸の声が囁かれ始めたのだが……。

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 振り返れば、5月25日の阪神戦から、6月8日の西武戦までだから、長すぎたというほかない。溜まった黒星の数は、13。これまでは1975年、長嶋茂雄監督時代に打ち立てた11連敗がワースト記録だったので、実に42年ぶりの記録更新だ。

「今シーズン用にFAで獲得した選手らの仕上がりが、開幕に間に合わなかったからだと言われていますけど、そうじゃない。やはり監督の能力に原因がありますよ」

 と言うのは、運動部記者。

「連敗中は、監督の采配ミスが目立ちました。例えば、打撃好調の坂本の打順を何度も変えて、固定しない。打順によって役割が違うため、コロコロと変えられては、選手も何を求められているか分からなくなる」

 他にも、調子が冴えない長野を使い続けたりもしていた。スポーツ紙記者も、

「高橋監督は、一昨年、原監督が辞めた後、なり手がいなかったため、いきなりお鉢が回ってきてしまった。指導者としての下積みがないため、選手のミスを叱ることが出来ないのです。本来はそこで、コーチ陣が口を出すべきですが、村田真一、二岡、井端といった、いわば“お友達内閣”なので、それすらありません」

 高橋監督が聞いたら、耳が痛い話ばかりなのである。

 もっとも、OBの広岡達朗氏からは、

「私は高橋を責めるつもりはありません。いきなり監督になった人に、人を治めることが出来るはずがない。準備や勉強をする期間を与えなかったフロントが悪い」

 といった擁護の声も上がるが、いずれにせよ、結果がすべてのプロの世界。連敗記録はともかく、今後の成績次第では、3年の契約期間を終えぬまま、途中退場も十分あり得る。

■いつまで追いかけてくる? 
 となると、問題はポスト由伸。ただでさえ、タマがないところで、誰が巨人の次期監督にふさわしいのか。

「知名度では江川か中畑でしょうけど、毎回、名が挙がるだけ。実績では、昨年、U-23W杯で代表監督として優勝に導いた2軍監督の斎藤雅樹も候補かもしれません」(スポーツ紙記者)

 だが、球団の本音としては、この人しかいない。

「人気もあり、人望も厚い松井秀喜でしょうね。そもそも、原の後任として球団が描いていたのが、松井でした。そして、高橋に引き継ぐという構想だったのですが、前回、松井に断られてしまった経緯があります」(同)

 しかし、残念なことに今回も、叶わぬ夢となりそうだ。その理由は、

「ナベツネさんですよ。ヤンキース移籍の際に、好条件を提示して慰留したにもかかわらず、心変わりしない松井について“裏切り者”と怒鳴り散らしました。ヤンキースタジアムに読売新聞が看板広告を出した時には、“いつまで巨人は俺を追いかけてくるんだ”と嫌がっていたそうです」(同)

 現状では可能性はほぼゼロ。しばらくは頭を抱えることになりそうだ。

ワイド特集「人生の逢魔が時」より

「週刊新潮」2017年6月22日号 掲載


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2017年06月15日

【巨人】山口俊「こんなにかかると思わなかった」4か月の苦悩乗り越え今季初勝利

2017年6月15日5時30分 スポーツ報知

 ◆日本生命セ・パ交流戦 巨人3―0ソフトバンク(14日・東京ドーム)

 巨人が、セ球団初のノーヒットリレーを達成した。移籍後初登板となった山口俊が6回まで無安打無失点、8奪三振の快投デビューで今季初勝利。7、8回はマシソン、9回もカミネロがヒットを許さず、06年に日本ハムがソフトバンク相手に達成して以来、プロ野球史上4度目の快挙を成し遂げた。打っては坂本勇が6回に約1か月ぶりとなる先制7号2ラン、8回にも8号ソロを放つなど2戦連続のV打で、6月初の連勝と今季の交流戦初のカード勝ち越しを決めた。

 ヒーローインタビューの第一声、山口俊は「初めましてっ、山口俊です。よろしくお願いします!」と明るく帽子を取った。表情が急変したのはその直後。「すごく長かったです。勝ててホッとしています」と漏らし、涙腺が崩壊した。20秒間言葉に詰まり号泣。「FAできて迷惑をかけたので…」。4か月の苦悩が脳裏をよぎった。スタンドで見守った母・啓子さんもその姿に涙した。

 先発陣の救世主として期待された、移籍後初登板初先発。初回から150キロの重い速球で押し込み、低めのフォークのキレも抜群だった。3回で6奪三振。4四球も、無安打のまま6回102球で降板した。

 「緊張はしなかった。6回は球速も落ちていた。コーチには『7回もいけます』と言ったのですが、首脳陣が判断してくれました」

 昨秋からの右肩違和感のため、キャンプは3軍。痛みはないのに、恐怖心が消えず全力で腕が振れなかった。「いける、と思ったら後退。その繰り返し。こんなにかかると思わなかった」。ネットのニュースには「給料泥棒」「サボるな」など容赦ない批判コメントが並んだ。「プラスになることがなさそうなので、見るのをやめました」。リハビリ中は情報を遮断した。

 心が折れそうになった時は、いつもあの言葉を思い出した。「君の力が絶対に必要なんだ。ぜひ一緒に野球をやろう」。DeNAからFA宣言した昨オフ。解禁一番にオファーをくれた堤前GMの口説き文句だ。

 「自分を本当に必要としてくれているんだなと。まさか自分が巨人で野球をやるなんて思ってもいなかったですから。GMがいなかったら今の自分はない」

 もう一つの原動力は意地だった。「自分のプライドですかね。1軍で結果を出さないとファンの方にも認めてもらえない。応援してくれる人が一人でもいる限り、その人のために頑張ります」。3軍生活を乗り越えて1軍合流し、東京Dで初めて練習した前日13日、堤前GMが辞任。山口俊は球場を訪れた堤氏に直接「申し訳ございませんでした」と謝罪し頭を下げた。

 指先が器用で、本来は揺れながら落ちるチェンジアップなど、複数の魔球を持つ。でも、今は責任感から封印する。「そういうのは基本の直球、スライダー、フォークがしっかり投げられるようになってから。それまでは投げない。まだ試行錯誤の部分もあるので」。技に先走ってフォームのバランスを崩し、離脱期間が長くならないために決断した。今後、もっと良くなる可能性を秘めている。

 マシソン、カミネロとつなぎ、セ・リーグ球団史上初の継投によるノーヒットノーランで5月24日の3連勝以来の連勝だ。由伸監督は「やっぱりいい投手だと思った」とたたえた。「これからも結果を出していかないといけない立場です」。エース菅野の完投に続き連勝。頼もしすぎるFA戦士が、巨人の輪に加わった。(片岡 優帆)

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【巨人】菅野「攻めの投球」で10K完投!連敗中に投手全員を勇気づけた熱い言葉

6/14(水) 5:03配信 スポーツ報知

◆日本生命セ・パ交流戦 巨人5―1ソフトバンク(13日・東京ドーム)

 巨人が“再出発”の一戦で快勝した。菅野は3安打1失点完投。今季最多の10三振を奪ってリーグトップタイの7勝目を挙げた。坂本勇は3回に先制打を放つなど3安打2打点で打線を引っ張った。低迷するチームに新風を吹き込むため、GM兼編成本部長が堤辰佳氏(51)からOBの鹿取義隆氏(60)に交代。節目の日に、エースと主将が躍動した。14年6月22日以来となるソフトバンク戦勝利で連敗を2で止め、交流戦2勝目を挙げた。

 気迫が全身にみなぎっていた。小細工なんて必要ない。菅野は鬼の形相で力勝負を連発した。9回1死一、二塁、中村晃をフルカウントから外角147キロで見逃し三振。続く4番柳田を120球目、外角152キロで空振り三振。今季初の2ケタ10Kで完投し思い切りガッツポーズした。

 「誠司(小林)が自分のことを信じて直球を選択してくれた。最近情けない投球が続いていた。なんとか流れを変えようと思ってました」

 交流戦は楽天、西武に自身プロ初の2戦連続KOを食らった。粘られて球数が増えた。「自分で自分の首を絞めていた。打たれることを恐れないことが今日のテーマでした」と修正。ストライク先攻で2回から7回まで完全投球、ピンチでギアを上げる力配分も完璧だった。

 5月下旬からチームは球団ワースト13連敗。責任を痛感しながら、大黒柱の自覚を胸に動いた。2日からのオリックス3連戦中。東京Dで1軍投手全員を集め、その中心で口を開いた。

 「結果を恐れず強気に攻めていきましょう。2死三塁だったり、状況によっては歩かせて次の打者で勝負ということもありますが、四球を怖がらず、相手に向かっていきましょう」

 大型連敗中、チームとして四球絡みの失点も多かった。菅野は「四球を出したくて出す人はいないですから」と「攻める意識」を全員で共有した。この姿にマシソンは「リーダーとして先頭に立ってみんなに元気をくれた」と感激。投手陣はエースの言葉で結束し、前を向き続けた。

 前回6日の西武戦は内角を攻めきれず、6回125球5失点。口に出したことが実行できないことほど、歯がゆいことはない。普段は登板後、帰宅してすぐに映像を見返すが、この時は「情けない」と見ることができなかった。人知れず苦悩しながら小林とも入念に話し合い、シンプルに攻める投球でよみがえった。

 苦しかった13連敗も、失ったものばかりではない。「勇人さんはタイムリーを打ってあれだけ喜ぶ。鼓舞する姿を見ると、投手の軸として引っ張らないといけないなと思う」。5回8失点で降板した楽天戦では、戸根が2番手で3回76球5失点で即2軍へ。「戸根には余計な仕事をさせてしまった」と長い回を投げる大切さを再認識した。「本当は負けて気づくのは良くないけど、意味があったと信じています」

 この日、堤GMが成績不振の責任を取って退任し、鹿取GMが就任した。「少なからず選手にも責任はある」と決意を新たにした。お立ち台ではあふれる感情をこらえ、声を震わせた。「選手はあきらめていないですし、まだまだ勝てると思っています」。チームは東京Dの連敗が8でストップ。エースの「三度目の正直」が、ナインに勇気を与えた。(片岡 優帆)

posted by 熱狂的ジャイアンツファン at 12:28| Comment(0) | 菅野 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする